急性腹膜炎

突然急激な腹痛が現れたら要注意。原因となる他の病気が隠れているかもしれません。早期に治療すれば必ず良くなる病気。この病気はいったいどんな病気なのかご紹介します。

症状は?

短時間の内に、腹膜に炎症が起こる病気です。腹膜全体に炎症が広がってしまう汎発性腹膜炎(はんぱつせいふくまくえん)と腹膜の一部に潰瘍ができる限局性腹膜炎(げんきょくせいふくえん)があります。基本的に腹痛が現れ、腹部の不快感や軽い腹痛の場合もあります。普通は突発的に急激な腹痛が現れます。痛みは続き、初めは一部の場所だけが痛みますが、そのうち腹部全体に現れます。吐き気や嘔吐、発熱などが現れ、進行している場合には脱水やショック状態になる事もあります。急性汎発性腹膜炎では、命に関わる重体にな状態になる場合もあるので、緊急な処置が必要になります。

原因は?

さまざまな消化器の病気の合併症として起こる事が多く、その原因には細菌などが多く見られます。急性虫垂炎や急性胆嚢炎、急性膵炎などの臓器の炎症が原因となり起こる事があり、一番多くは、急性虫垂炎です。その他では、腹腔内の臓器に穴があき、内容物が漏れて炎症を起こす事があります。打撲や交通事故の外傷などで腹腔内の臓器が破れたり、その部分の手術を行っていて、術後の回復が思わしくなく、内容物が口腔内にもれる事もあります。女性は、人口妊娠中絶で発症する場合もあります。腹腔以外の場所にある病巣から血流に乗って腹膜に流れ着き感染を起こす場合もあります。ネフローゼ症候群の子供や、肝硬変で腹水の溜まっている人に起こる事があります。

治療方法は?

腹部の触診と原因となっている病気をは把握するために、エックス線検査や内視鏡検査、血液検査などが行われます。入院して症状を改善する治療と、原因の除去をする治療が行われます。絶対安静をし、点滴などで栄養を補給します。炎症の原因となっている細菌を死滅させるために強い抗菌剤を投与します。軽症の場合は、症状の改善をする治療で治癒する場合もありますが、ほとんどは原因となる病気の治療が必要となります。胃がやぶれたりしている場合は、縫い合わせたり胃や腸の一部を切除する手術を行わなければなりません。腹腔内に溜まってる膿を洗浄し、その膿を体外に排出する管を腹腔内に置いておく治療をする場合もあります。


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