トップ 知っておきたい胃腸のコトピロリ菌とは? 胃がんとの関係

ピロリ菌とは? 胃がんとの関係

ピロリ菌は、衛生状態が悪い水に存在している菌で、衛生状態の悪い発展途上国では、感染率が高いといわれています。日本でも、あまり衛生的とはいえない、井戸水を飲んだ事がある世代の人の、約70%が保菌者であるといわれています。

ピロリ菌と胃がんとの関係は?

ピロリ菌に感染に感染した胃は、粘膜に炎症を起こします。これがピロリ菌による胃炎です。粘膜が炎症を起こすと、みぞおちのあたりの痛み・胃のむかつき・吐き気・嘔吐・倦怠感・食欲不振などの胃の不快感があらわられます。ピロリ菌による胃の炎症のよる痛みは、市販されている胃薬では治まりません。慢性的な胃の不快感はやがて吐血・下血などの症状へと変化していきます。普通の胃炎では、暴飲暴食・ストレスなどの原因が分かっているものですが、ピロリ菌による胃炎には、原因が見当たらないそうです。漠然とした胃の不快感が長く続く、しかも原因は見当たらない場合にはピロリ菌の感染による胃炎を疑ってみたほうが良いでしょう。

なぜ感染するのか?

上下水道設備の整った現在の日本で、なぜピロリ菌の感染がおこるのでしょうか。それは、かつて日本も井戸水を使用した時代があったからです。下水完備が整っていなかった時代、排泄された便に含まれたピロリ菌が、井戸水に浸透していき感染してしまったといわれています。井戸水を飲んでいた世代の育児は、乳児に口移しで食事を与えるといったものでした。この口移しによる食事で、親から子供へと、ピロリ菌は感染していったのです。ピロリ菌の感染は、唾液からが多いといわれていますが、感染者と鍋料理を食べても感染しませんが、洗っていないコップを他人と共有することは避けた方がよいようです。

注意点

子供時代にピロリ菌に感染しなかった人でも、大人になれば必ずしも感染しないとは限りません。確かに、現在の若者にピロリ菌の感染者は少ないといわれていますが、いろいろな文明が発達した現代、海外への旅行は手軽なものとなってきました。その分発展途上国への渡航も可能なものとなってきました。海外での飲食には注意を払い、加熱していない野菜、氷や生の果物などもできるだけ口にしないほうが安全。また、家族がピロリ菌に感染している事がわかったら、子供に口移しで食事を与える事は慎むべきです。また、毎日の食事にLG21という乳酸菌が含まれたヨーグルトを加えると、胃腸の調子がよくなり胃炎を起こしにくくする事から、ピロリ菌が原因の胃炎対策にもよいとされています。


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