急性胆嚢炎

原因のほとんどが胆石と言われ、発症は中年の肥満した女性に多いと言われています。発熱時の腹部の激痛や黄疸には要注意!この病気がどんな病気なのかご紹介します。

症状とは

胆嚢は、肝臓で作られた胆汁を溜めておく袋状の臓器で、急性胆嚢炎はそこが急に炎症を起こす病気です。中年の肥満女性に発症が多く、症状としては過食後3〜4時間後におなかのみぞおちとその右側に激痛が現れます。発作的な痛みで、とても激しく長く痛みます。まれに、腰痛や右肩が痛くなる事もあります。右側の肋骨辺り押すと痛みがあります。吐き気や悪寒、高熱が現れます。尿の色が濃い色になったり、黄疸が現れる事もあります。深夜の腹痛発作で救急病院を受診される場合がよくあります。高齢者は症状が出ない事が多いようです。

ほとんどが胆石

原因はほとんどが胆石によるもので、胆石が胆嚢の入口を塞いでしまい胆汁が停滞し細菌に感染してしまいます。胆石がなくても胆嚢が細菌に感染して発症する場合もあります。外傷や手術のあとの合併症により発症し、絶食のため胆嚢の委縮が悪くなり、胆汁が停滞するために発症すると考えられています。胆石が原因の場合は、脂っこい食事が引き金になったするので注意が必要です。感染の場所が胆嚢なら胆嚢炎、胆管なら胆管炎と呼ばれていますが、両方併発している事も多く見られます。胆管炎だと全身に細菌がまわり急性閉塞性化膿性胆管炎とから敗血症になり、死にいたる場合があるので注意が必要です。

治療法は?

脂っこい食事習慣がないか問診します。発熱や上腹痛部がないか確認し、血液検査で炎症反応や肝機能障害がないかしらべます。画像診断で胆石がないか確認し、超音波検査で胆嚢の腫大などを確認します。炎症の程度に応じて、抗生物質での治療方法と、針を刺して感染した胆汁を抜く方法と、胆嚢の摘出手術する方法があります。胆石を持っている人は、症状が一時的に回復しても、また再発するため、発症時もしくは炎症が落ち着いてから手術をします。発熱を伴った上腹部痛や黄疸に気付いたら、速やかに受診することをお勧めします。放置すると重症化し死にいたる場合があります。


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