胆道感染症

胆石を持っている人に多くかかる病気です。加齢とともに胆石を持ってる人は多くなりますが、その結石が原因で起こる病気。重症になると命の危険もある怖い病気をここでご紹介します。

症状は?

胆道に生じた感染症の事を言います。感染の場所が胆嚢なら胆嚢炎、胆管であれば胆管炎と言います。両方を併発している事もあります。症状は、胆嚢炎の場合は発熱と右上の上腹部痛があります。たまに右肩に痛みがある場合があります。激痛と腹部全体が硬くなっている場合は腹膜炎を起こしている可能性があります。胆管炎は、寒気と発熱と黄疸、右上の腹部痛がありますが、高齢者は症状が出ずに上昇になる場合があります。重症になると敗血症になり、意識障害や血圧低下で命の危険に及ぶ事があります。胆嚢炎でも敗血症や、炎症のため胆嚢に穴があいてしまう場合もあります。

脂っぽいものに注意

胆汁の流れが良好な時に胆道感染症を起こす事はあまりありませんが、結石などで胆汁が停滞すると感染症が起こります。胆嚢炎は胆嚢の出口が結石などで閉鎖される事で起こり、脂の多い食事がきっかけになったり、胃の手術の後に起こる事があります。胆管炎は、結石や胆管周辺のがんなどにより、胆管が閉鎖する事で起こります。胆管の出口にある乳頭括約筋が手術や内視鏡の治療で機能が失われると胆管に感染しやすくなります。急性胆管炎は、胆管の血流が肝臓へ直接繋がっているため、細菌が全身に回り急性閉塞性化膿性胆管炎から敗血症になり死にいたる場合もあります。

治療法は?

食生活などを聞く問診とともに、発熱や痛みがないか確認します。胆嚢炎は抗生物質で治療する方法、胆嚢に針を刺して胆汁を抜く方法、手術で取る方法があります。ほとんどの場合は胆石を持っていて再発の危険がある為、最終的には手術します。胆管炎は、抗生物質で治療する場合もありますが、中度から重症の場合は感染した胆汁を抜かないと死にいたる為、胆汁を抜く治療をします。内視鏡でチューブを挿入する方法や、手術で開腹して胆管にチューブを挿入する方法があります。感染が落ち着いたあと、結石やがんなどの胆管炎の原因になった病気の治療をします。


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