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胃アニサキス症

アニサキスの幼虫は、身近に潜んでいます。海だけではなく、スーパーの海鮮コーナーにも潜んでいる事もあります。かかると激痛が走り、食中毒とも間違えられるアニサキス症をご紹介します。

食中毒との違い

アニサキス類の寄生虫が入った魚介類(サケ・サバ・アジ・イカ・タラなど)を食べ、アニサキスが胃の中に潜伏ることによって起こる病気です。食後数時間以内に急激に襲ってくる絞るような胃痛や吐き気、嘔吐が発症します。嘔吐に際しては胃液のみの場合が多く下痢もほとんどありません。これらが一般的な食中毒とは違うところです。腹痛も幼虫が胃粘膜へ入り込む痛みよりも、アニサキスの体液に対するアレルギー症状によるものと考えられています。まれに、急激な呼吸困難や血圧の低下などの、アナフィラキシーショックの症状を発症し生死に関わる症状を発症する事があります。

生はおいしいけど危ない!

アニサキスという寄生虫は、海の哺乳動物(クジラ・イルカなど)の胃に生息し、海水中に産卵します。それをオキアミなどの海産甲殻類に捕食され、その後食物連鎖で魚介類(サケ・サバ・イカ・アジ・タラ)が捕食たものを人間が食べて感染します。幼虫の直径は0.5mm、長さ20mm程度で、魚が生きてるうちは腸の中に生息し死ぬと肉へと移動。したがって、魚を生で食べたり腐りかけた魚の肉にはアニサキスはいないのです。死滅させるには、高温では60℃以上で加熱、低温では−20℃を5〜6時間行う事で死滅します。

調理方法に注意

超音波検査を行います。胃の一部が腫れあがっていたり、腸閉塞の状態が見られないか確認。アニサキスの幼虫が胃の粘膜にいるときは、内視鏡で摘出すると痛みはすぐに無くなります。小腸まで入り込んでしまっていた場合は、自然に幼虫が死ぬのを待つしかないようです。アニサキスの幼虫は、人の体内では生きていくことができないので、1時間位痛みを我慢すれば治ります。予防方法は、生きたアニサキスを食べない事です。釣ってきた魚介類を食べる時は、すぐに内臓を取り除き、冷凍するか加熱してから食べる事が予防につながります。


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