トップ みぞおちが痛む主な病気特発性食道破裂

特発性食道破裂

嘔吐のあとの強烈な胸痛は恐ろしく怖い病気で、心臓疾患に間違いやすく医師の判断も難しい病気です。とてもまれでめずらしい病気である突発性食道炎についてご紹介します。

病状について

突発性食道破裂とは、ブルーハヴィー症候群とも呼ばれています。嘔吐などにより食道の内圧が急激に上昇し、正常な食道が裂ける病気です。嘔吐直後、突然強烈な胸痛に襲われます。その後胸が苦しくなったり、呼吸困難や冷や汗が出たりしてショック状態になります。時には首の回りが腫れることも・・・。特に飲酒後の嘔吐時が多く、食道の下部左側が破れる事が多く、死亡する危険性の高い病気です。突発的な胸痛と呼吸困難で心臓疾患と間違いやすい病気で、上腹部痛や背部痛も伴う事も多く、腹と胸の症状が混ざり合うのが特徴です。

病気じゃなくても起こるの?

嘔吐したくなるのを我慢しこらえようとする事で、食道に嘔吐物が充満して食道内の圧が高まり、それにより食道壁が裂けます。飲酒や排便、分娩などかきっかけで起こる事がありますが、大抵は飲酒後の嘔吐がきっかけになる事が多いです。破裂後は胃の内容物が腹腔内に飛び散っる為、腹膜炎などの感染症を引き起こしたり、敗血症を起こしてしまう危険が非常に高いため、致死率が10パーセントから20パーセントと非常に怖い病気です。そのため、嘔吐を我慢したり、大量に嘔吐した後に胸や腹部には激しい痛みを感じたら、すぐに病院で治療を受けましょう。

早めに受診を

胸部レントゲンやCTを撮ります。発症して24時以内であれ食道を縫い合わせる手術をしますが、24時間以上経っていれば、縫い合わせるのは難しいため開胸手術は出来ません。そのため胸腔内に管を入れて洗浄したり、吸い出したりしますが、治るまでに数カ月かかる事は珍しくないようです。1975年頃までは、死亡率が47%とされていましたが、今では早期診断栄養管理の進歩により、死亡率は10%前後まで低下しました。診断も治療もなかなか困難なため、嘔吐後に、強烈な胸痛を感じたら、食道が破れたかもしれない!と思って大きな病院で受診する事が良いでしょう。


INDEX

主な胃腸の病気

Copyright(c) 胃や十二指腸の痛みや違和感、心配事を調べる All rights reserved.