腹部大動脈瘤

破裂すると腹部の激痛を起こしショック状態になり、死にいたる事も。ほとんどの原因が動脈硬化と言われています。この腹部大動脈瘤とはどんな病気なのかご紹介します。

症状はなし

腹部大動脈に発生しした動脈瘤のことです。症状は腹部の拍動感などがありますが、特別な症状はありませんが。動脈瘤が小さかったり肥満だったりすると特にわからない場合もあります。超音波などの検査の際に、偶然発見される事もめずらしくありません。瘤が大きくなると、腹部の神経や骨などが圧迫され、腰痛が現れたり、血流障害と思われる消化器の症状や肝機能低下が見られます。腹痛や腰痛の状態が持続したり、強くなったりするときは破裂の直前(切迫破裂)の状態と思われ、激しい腹痛と共に腹腔内出血などが起こり、ショック状態になります。放置すると死に至ります。

動脈硬化

原因の大半は、動脈硬化です。男性は女性の5倍発病率が高くなり、特に60際以上になると増加する傾向にあります。動脈硬化を起こしたり、進めたりする原因として、老化のも一つとして考えられていますが、遺伝性や脂質異常症、高血圧や糖尿病、喫煙や肥満、運動不足やストレスなどがあげられています。動脈硬化は10代から始まり40を過ぎるころから現れてきます。動脈硬化は、心臓や足の血管を細くしますが、大動脈の場合は細くはならず、多くの場合は風船のように膨らんで、大動脈瘤になります。大動脈瘤の原因は、動脈硬化の原因とほとんど同じです。

早期発見が大切

動脈硬化や糖尿病の検査をます。超音波やCT検査をし、大動脈の検査をします。5cm未満と小さい動脈瘤の場合は経過観察する場合もあります。しかし、破裂する事を考え特に5cm以上のものは外科手術を行います。手術は、瘤を取り除き人工血管に置き換えます。破裂しいたら死にいたる恐ろしい病気ですが、その前に適切な処置を行えば、破裂を回避する事ができます。大きくなるとお腹が張った感じや腰痛を起こしますが、多くの場合は破裂するまでほとんど自覚症状がありません。早期発見には、腹部エコーやCTなどの定期的な検査を行う事が大切だと言えます。


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