急性膵炎

普段からアルコールを大量に摂取して、普通以上に飲酒してしまった時は要注意です。症状も消えてしまう事もあり、放置してしまうと死にいたる事もある。そんな病気をここでご紹介します。

症状は?

さまざまな原因で活性化された膵酵素によって膵臓が消化されてしまい、膵臓などの臓器に炎症などを引き起こす病気です。最も多い症状は上腹部の痛みです。脂っぽい食事をした後や、アルコールを多く飲んだ後に起こる事が多いです。膝を曲げて横になると痛みが和らぎます。その他は、吐き気や腹痛、膨満感や食欲不振、発熱などがあります。徐々に何日かかけて症状が出る場合と、突然現れる場合があります。痛みがなくなってしまう場合もあります。次第に症状が悪化し、意識障害や蒼白、血圧低下などのショック状態になる事もあります。痛みのあるところを押すと痛みが強くなったりおなかが硬くなる事があります。

飲み過ぎは要注意!

最も多い原因は、37パーセントがアルコールの摂取、24パーセントが胆石、23パーセントが原因不明となっています。手術後や特殊な薬剤、血液中の中性脂肪が高い事によって起こる事もあります。最も多いアルコールの摂取によるものは、普段から適量以上に飲酒している人が、いつも以上に大量に飲酒すると、膵管の出口のむくみによって膵液の流れが滞ったり、アルコールが膵臓を刺激したりします。胆石の場合は、胆管内を移動してきた胆石が詰まってしまい膵液が流れにくくなり発症します。男性は女性の約2倍の発生頻度で、男性では40歳から50歳、女性は60歳から70歳に多い傾向があります。

治療法は?

内科的な治療方法では絶食、絶飲して膵臓を安静にさせます。膵酵素の働きを抑える薬や、腹痛を抑える薬などが投与されます。点滴により水分や栄養を補給します。胆石が原因の場合は、内視鏡で胆石を取り除く事があります。重症で、重要な臓器(腎臓、肺、肝臓、心臓)に障害がある場合は。全身の集中管理が必要になり、それに応じた処置を行うことになります。重症で膵臓の組織が壊死したり感染している場合には、外科的な治療を行います。溜まった膿を体外に出したり、手術で壊死している部分を取り除いたりします。多くは内科的な治療で完治しますが、重症になると20%から30%と死亡率が高くなります。


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