トップ その他胃腸の病気NUD・上腹部不定愁訴とは?

NUD・上腹部不定愁訴とは?

NUDとは、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの、はっきりとした消化器の病気がないのにも関わらず、漠然とした胃の不快感が続く、胃の弱い状態のことをいいます。神経性胃炎・胃神経症とよばれることもあります。

症状とは

消化器科を受診する人の約50%は、この病気だといわれています。このNUDの症状は、検査をしても胃の病気ではないのに、胸やけ・もたれ・胃痛などのいの病気によくある症状があらわれます。

また、逆流性食道炎にみられる胸・喉の痛みや、腹部膨満感・嘔吐、潰瘍の時にみられる、空腹時のみぞおちの痛みなどもあります。神経性胃炎ともよばれるように、不眠や食欲不振、ひどい場合にはうつ状態になる人もいます。

このように、胃の不快感ともに、うつ状態・不眠・倦怠感などの精神的な症状があらわれてくるのが、NUDの特徴です。

原因はストレス

上腹部不定愁訴は、ストレスが原因だといわれています。過度なストレスは、人間の体に対しいろいろな不具合をおこすのです。
また、この病気の人は、うつ病を併発している人が多いことから、過度なストレスが関わっている事は、間違いないようです。

ストレスは自律神経のバランスを崩します。副交感神経の働きが鈍くなり、逆に交感神経が異常に高ぶった状態になると、血液の流れにも影響します。
そうなると胃の中の血流が悪くなり、胃粘膜の抵抗力が弱まってきます。それに伴い胃の動きも悪くなるので食慾不振がおこるのです。神経性胃炎ともよばれるのは、このストレスが原因となっているからです。

ストレスの解消が一番

上腹部不定愁訴の原因はストレスです。まず、このストレスを取り除くことが大切です。

胃痛・食欲不振などの症状が強く出ている場合には、症状に応じた薬を服用します。胃痛の場合には、痛み止めや、胃酸の分泌を抑える薬、食欲不振の場合には、消化不良が考えられるので、消化機能を高める薬を服用します。

もし、うつ病を併発しているは、家族が付き添って、心療内科などを受診しましょう。ストレスに打ち勝つ気持ちも大切です。また、暴飲暴食が原因で発症する人も、まれにいます。そのような場合には、もちろん食生活の改善が必要です。


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