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萎縮性胃炎(特徴・症状・治療)

委縮性胃炎とは、慢性胃炎により炎症が続いた胃の粘膜が委縮してしまう病気です。慢性的な胃の炎症・不快感だと自分で判断しないで、専門の医療機関に受診しなければなりません。委縮している状態は、一部しか委縮していない人や、ほぼ全部が委縮してしまっている人と、様々です。

放置すると大変

胃の粘膜の萎縮が進み次第に進行すると、徐々に胃の壁が腸の壁のように変化してきます。胃は消化機能の臓器で、腸では消化ができません。その為、消化不良がおきます。胃がもたれや食欲が減退し、その為栄養不足となり貧血をおこします。特に、ビタミンB12という栄養分が不足すると、悪性貧血になってしまうことも… また、慢性胃炎をそのままにしておくと、胃の粘膜の炎症が広がり、血管が透けて見えるほど、薄くなり委縮していくのです。そして、これほどまでに委縮してしまった粘膜は、時として細胞が胃がんへと進行していきます。

ピロリ菌も原因

萎縮性胃炎は、胃の粘膜が委縮して胃としての機能が低下する病気です。では、なぜ胃の粘膜が委縮してしまうのでしょうか。委縮性胃炎の全段階は、慢性胃炎です。この慢性胃炎は急性胃炎が慢性化してしまったものですが、暴飲暴食などが原因とされていますが、ピロリ菌の感染も原因のひとつではないかという事が、研究により分かりました。幼少期に井戸水を飲んだ事がある、50代以上の日本人の多くはピロリ菌に感染しているそうです。ピロリ菌に感染した胃は、少しずつ炎症していき胃の粘膜を傷つけていきます。免疫力が弱く、そのままピロリ菌による炎症を受け続けた胃に、慢性胃炎がおこり委縮性胃炎へと進行していくのです。

ピロリ菌の駆除

一度委縮してしまった、胃の粘膜は元には戻りません。これ以上委縮する粘膜を増やさないように心掛ける事です。また、ピロリ菌に感染している場合には、ピロリ菌の駆除が大前提。その後、胃酸による粘膜の炎症を防ぐ為に、過剰な胃液の分泌を抑える薬を服用します。日常生活では暴飲暴食をしないよう、腹八分目の食生活を心がけましょう。食事内容も胃を刺激しないように消化のよい食事を心がけ、刺激の強い香辛料を使用した物や脂肪分の多い食事は避けるようにします。そして、規則正しい生活・ストレスをためることのない生活を送る事も、治療となります。


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