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急性感染性胃炎の特徴や症状

急性感染性胃炎は、細菌・ウイルスなどの病原体に感染することで発症します。特に、乳児や小児が感染すると、体力や免疫能力の差から、大人よりも重症化しやすいといわれています。また、大人は細菌性が、子供はウィルス性が多いといわれています。

食品からの感染

急性感染性胃炎のなかで、有名なものにノロウィルスがあります。これは、ウィルスに感染した貝類を完全に加熱する事なく食べてしまう事で感染するといわれています。1日から2日の潜伏期間を経て、嘔吐・下痢・吐き気・腹痛などの症状がでます。また、頭痛や発熱も伴う事もあり、これらの症状が1日から2日続き、次第に症状は治まってきます。後遺症が残るなどの心配はありませんが、症状が出ている間に注意しなくてはならないのは、脱水をおこさないように水分の補給をこまめに行う事です。また、2次感染を防ぐために、嘔吐物には手を触れず、使い捨ての手袋などを使い、消毒液をかけてから処分する事です。 ウイルスの便への排泄は、下痢等の症状がなくなっても、通常では1週間、長いときには1ヶ月程度続くことがあります。症状が治まっても2週間程度は排便後、特に念入りに手を洗いましょう。

原因は何か

急性感染性胃炎の原因となる菌として知られているのは、ノロウィルスですが、このウィルス以外にも、感染性胃炎を起こす菌があるのです。それは、乳幼児に多いロタウィルスです。発展途上国で、乳幼児の死亡原因は、このロタウィルスだといわれています。むかしは、小児コレラともよばれた、たいへん恐ろしいウィルスです。生後半年から2歳、までの乳幼児に感染すると重症化しやすく、白い水のような便・嘔吐により、脱水症状jをおこし、やがて体力を失い、死に至ります。気温が5度以下で、空気が乾燥している冬場に多くみられますこのように冬場に多くみられるのは、ノロウィルスと同じです。乾燥した環境は、菌にとっては好条件なのです。

治療法

急性感染性胃炎そのものを治療する薬はありません。ウイルスが引き起こす辛い症状に対しての、対処療法となります。特に、乳幼児や高齢者の場合は、下痢や嘔吐による、脱水症状を起こさないように、こまめに水分を補給することが大切です。もし、口からの水分補給がむずかしい場合には、早目に病院でで点滴をしてもらう必要があります。また、高齢者は加齢により飲み込む力が弱くなっている為、間違って肺に水分が入ってしまう誤飲性肺炎まで併発してしまう危険があるので、注意が必要です。


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