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急性腐食性胃炎の特徴や症状

急性腐食性胃炎とは、いったい何者なのでしょう。腐食という表現に、思わずドキッとする人も多いのではないのでしょうか。なぜ、胃が腐食という状況に陥るのでしょうか。それは、意外と身近なことに原因があるのかもしれません。

足元にも注意

急性腐食性胃炎とは、劇薬や毒物、ボタン電池などを飲み込む事でおこります。劇物や毒物は大人に多い事ですが、ボタン電池などは子供が誤って飲み込んでしまう事が多く、大人の不注意です。通常の胃炎では、数時間以降に症状が出る事が多いものですが、急性腐食性胃炎では最初から強い症状がでます。みぞおち付近の痛み・吐き気・嘔吐があらわれます。しかも、痛みは強く嘔吐は激しくたいへん辛い症状です。また、吐血・下血を伴う場合には、全身にショック状態を起こす事がある為、そのような場合にはすぐに病院へ行き、何を飲み込んでしまったのかを医師に説明し、胃洗浄を行う必要があります。

大人にも原因が

急性腐食性胃炎は、原因となる物を体内に入れてしまった事により発症します。原因となる物とは何なのでしょうか。大人では考えられない物を、子供は興味本位で口にしてしまう事があります。たとえば、ボタン電池です。ちょうど飴玉のような形状をしているからです。大人は、子供の手が届くような場所に、このような危険な物を置いてはいけません。また、自殺するために劇薬を飲み、急性腐食性胃炎を起こした状態で発見される事があります。農薬・劇薬を大量に飲み、激痛に苦しみ発見されるのだそうです。もし、子供が間違って飲んでしまったら、どんなに悲惨な状態でしょう。子供が急性腐食性胃炎を発症した場合には、そのような環境を作った大人も原因なのです。

対処法

急性腐食性胃炎の治療は、とにかく胃を洗い原因物質から解放させる事です。この胃洗浄は原因物質にもよりますが、非常に重要な治療です。原因となる物質が、いつまでも胃の中にあり腐食が進むと、その物質により胃は破壊されていきます。胃洗浄を行うと胃酸までもが洗いだされてしまい、消化不良を起こす事が多いです。胃の状態を元にもどしてあげるため、胃炎では珍しく胃酸の分泌をうながす薬を服用し、食事も重湯や消化のよい食事から始めて、様子をみながら食事内容・回数を徐々に元の生活へと戻していきます。


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