腎盂炎

女性がかかる事の多いと言われていますが、これは男性と比べ体の構造に原因があると言えます。慢性化すると治療に1か月以上もかかる腎盂炎とはどんな病気なのかご紹介しましょう。

症状とは?

何の前触れもなく突然発症する事が多いと言われています。腎盂炎は、急性腎盂炎と慢性腎盂炎に分けられていて、急性腎盂炎の症状は高熱や悪寒があり、熱は38℃から40℃以上高熱の場合もあります。腎盂炎の起こったわき腹から背中にかけて、鈍痛が起こります。背中を叩くと響くような激しい痛みを感じる事もあります。頻尿や排泄痛、残尿感などが現れる事もあります。尿に白血球が混ざり白く濁ります。慢性腎盂炎は、急性腎盂炎と同じような症状が現れる場合もありますが、無症状の場合も多く見られます。慢性腎盂炎が進行すると。腎機能に障害が出るので、高血圧や貧血などの症状が出る場合があります。

原因とは

細菌の感染で発症します。細菌の侵入経路によって3つに分かれますが、1つ目は一番多い上行性感染です。細菌のほとんどは大腸菌ですが、二種類以上感染している場合もあります。腎臓で作られた尿が何らかの原因で通常のルートとは逆行し感染します。原因としては、尿路の構造上の問題や前立腺肥大、尿路結石や膀胱炎、痛風や妊娠などが考えられます。2つ目は血行性感染です。別の腎臓にあった細菌が血流に乗って運ばれ腎臓に感染します。3つ目はリンパ性感染です。リンパ管を通り細菌が運ばれ腎臓に感染したものです。体力が低下している時など抵抗力が低下している時はこの感染でかかる事が多いです。

治療法は?

急性と慢性で治療法は変わりますが、基本的には抗生物質の投与を行います。急性の場合はまず、原因となっている細菌を特定します。抗生物質を使って治療を行い、症状を抑えるために消化鎮静剤を併用する場合もあります。通常は1週間程度で症状は治まりますが、治療は1〜2週間かかります。治療終了後、しばらく開けて再発の検査を行います。処方された薬を自分で途中でやめてしまったりすると、まだいる細菌が増殖し再発したり、急性から慢性化する場合もあります。慢性の場合も抗生物質を使った治療をしますが、1か月以上の治療が必要です。安静にし、体を冷やさないようにしっかり保温して水分補給を十分に取る事が必要です。


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