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胃・十二指腸潰瘍の薬物療法

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の薬物治療は、過剰な胃酸の分泌を抑える薬・胃粘膜を保護する薬での治療方法です。また、出血がある場合には止血薬も使用します。このように、薬により症状を抑えるのが薬物療法です。

医師との相談が大切

胃・十二指腸潰瘍は、胃酸が過剰に分泌されている限り治まりません。食事療法により胃の消化を助けるとともに、過剰な胃酸は薬を使用して、抑えることも必要です。胃酸の分泌を抑える薬を、医師の判断で組み合わせて決め、効果を確認しながら服用します。この組み合わせが治療にぴったり合った場合には、すぐに効果がでるときがあります。完全に治療できていなくても、この即効にでる効果により薬の服用をやめてしまう人がいます。しかし、自己判断で服用をやめたりせずに医師の判断を仰ぐことを忘れないようにしましょう。

薬で除菌

胃・十二指腸潰瘍の人のほとんどは、ピロリ菌に感染していることがわかっています。胃酸の分泌を抑える薬を服用しても、ピロリ菌の除菌にはなりません。ピロリ菌は、抗生物質を服用しない限り、除菌はできないのです。その結果ピロリ菌の除菌薬は、胃・十二指腸潰瘍の治療薬ともなるのです。しかし、除菌が完全にできていないのにも関わらず、途中で薬の服用をやめてしまう人がいます。除菌薬の服用を途中でやめてしまうと、ピロリ菌は抗体物質をつくり、除菌薬は効かなくなってしまいます。医師の確認を仰がずに、自己判断で薬を止めてしまうと、ピロリ菌は潰瘍を攻撃し続けます。

薬の服用は正確に

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の薬物治療は、医学の進歩に伴い完全に除菌が可能になりました。薬の効果で、胃・十二指腸潰瘍による痛み・胸やけが解消されるからです。しかし、症状が治まってからといって必ずしも潰瘍が消えたわけではありません。胃・十二指腸潰瘍の不快感がおさまったと感じている人の胃の粘膜表面を、内視鏡で核にすると、まだ少し赤味を帯びただれた潰瘍部分が残っている事が多いそうです。医師から指示されている薬は決められた通りに全部服用し、その後に内視鏡検査で潰瘍部分が見つからなければ、ここで薬物治療が終了となります。


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