卵巣腫瘍

非常にたくさんの種類を持つこの病気の中には、がんの可能性も・・・。初期の段階では特に症状が出ないので、気付いた時にはかなりの大きさになっている事もある卵巣の病気についてご紹介します。

症状とは?

卵巣にはがれが生じた状態の事をいいます。多くは片側ですが、両側の卵巣に発生する場合もあります。主な症状は、膨満感や下腹部痛、性器からの出血や便秘、頻尿などがあります。初期症状として腫瘍が大きくなった場合にはウエストのサイズが大きくなるなどの症状があります。腫瘍が大きくなってからでないと、症状が出ないため、発見が遅れがちな傾向にあります。片側に発生してしている場合、急激に下腹部痛が現れる事があります。腫瘍がお腹の中でねじれて血液が腫瘍にまわらなくなり壊死してしまい、炎症が強くなり周期的に強烈な痛みが現れる事があります。このような症状を起こす腫瘍は、直径が5センチ以上のものです。

原因は色々

卵巣腫瘍は種類が多いので、その原因もさまざまあります。中でも良性で最も発生頻度の高い胚細胞腫瘍と呼ばれるものは、胎児が発育する細胞が卵巣の中で腫瘍を作ったものです。悪性の卵巣がんは、遺伝子の異常によって発生すると考えられています。肉親に乳がんや大腸がんにかかった人がいる場合は、遺伝から卵巣がんの発生が高いと言えます。また、子宮内膜症などは、子宮内膜が増殖し卵巣の中に月経血がたまり発生する事もあります。卵巣腫瘍は、他の臓器の腫瘍き比べ非常に種類がたくさんありますが、良性と悪性と境界悪性(悪性と良性の中間)と3種類に分類されています。

治療方法は?

良性の卵巣腫瘍で大きさが10センチ以内であれば、腹腔鏡下での摘出手術が行われます。それ以上に大きいものや悪性が疑われるものは、開腹手術が必要になります。卵巣がんであれば、子宮などの摘出手術を行い、手術後1〜2週間後から抗がん剤を使った治療を行います。卵巣腫瘍は、他の婦人科の腫瘍と違い初期症状が現れない事から、早期発見で治療を行うことがむずかしく、大量の腹水がたまってから受診する事がめずらしくありません。下腹部痛や不正出血、おりものの増加や膨満感などの症状を感じた時は、早めに受診する事し検査を受ける事が必要と言えます。


INDEX

主な胃腸の病気

Copyright(c) 胃や十二指腸の痛みや違和感、心配事を調べる All rights reserved.