尿管結石

男性が女性の2〜3倍も多く発症するこの病気は、30歳から50歳までの男性に多く見られます。一生の間にかかる割合は、約20人に1人とも言われている病気とはどんな病気なのかここでご紹介します。

症状は?

尿の通り道である尿路に結石ができる事をいいます。腎杯や腎盂でできた結石が尿管に降りてきて通過に障害が出た場合、急激に非常に激しい痛みや血尿がおこります。激しい背部痛や下腹部痛、吐き気や嘔吐が起こる事もあります。結石が尿管に降りてきている場合は激しい痛みですが、腎杯や腎盂にある場合は、軽い鈍痛があります。30代から60代の男性に多くみられ、上部尿路にできるものと、下部尿路にできるものとにわかれます。ほとんどが上部尿路結石で、近年では増加傾向にあります。日本人が一生のうち結石が発症する確率は10パーセントと言われています。全体の70パーセントは自然で排出し、30パーセントは手術を行っています。

原因はさまざま

原因はさまざまにあり、尿路に通過障害がある場合は、先天的に尿管が狭い場合や尿管がん、尿路結石により尿管に狭窄ができている場合などがあります。尿路感染も原因の一つで、尿素分解菌によって尿素が分解されアンモニア形成されます。結石にならないために尿をアルカリ化しますが、アルカリ化しすぎても結石になります。水分の摂取不足や食事の偏食、過食も結石の原因の一つです。尿量は一日2000ml以上する事が良いとされています。糖分を含む飲料は避け、アルコールの過剰摂取も避けた方が良いとされています。食事は、動物性たんぱく質と脂肪は、結石を作る原因のになりますので、摂り過ぎには注意が必要です。

治療方法は?

尿路結石のほとんどが、自然に排出されます。1センチ以内の大きなの場合は、自然に排出できるように尿管の緊張を緩くし結石が通りやすくする薬を服用します。水分を多く摂り、縄跳びなどの上下運動をし、排出を促します。こうした治療が半年くらい効果が出ない場合は、体外で発生させた衝撃波を結石に当て小さく砕き、尿と一緒に排出させる治療を行います。これで効果が無かったり、尿管に結石が詰まってしまった場合などは、内視鏡で電気水圧やレーザー、超音波などを尿道から挿入し結石をつかみ出したり、砕いたりする治療が行われます。発症者の約半数は再発します。原因となっている病気の治療や生活習慣の改善をしなければ、再発を防ぐ事は出来ないと言えます。


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