過敏性腸症候群

先進国に多く見られる病気で、日本でも消化器科を受診する多くの人がこの病気を占めています。命にかかわる事はなく、病状が完治する事が少ない病気とはどんな病気なのかご紹介しましょう。

症状は?

異常が無いのに腹痛や腹部の不快感があり、便秘や下痢が長く続く病気です。腹痛は左の下腹部によく現れますが、場所が一定ではない場合も多くあります。発作的に起こる刺し込むような痛みや長く続く鈍痛のどちらかで、便意がある事が多く、排便すると一時的に良くなる傾向があります。一般的には、食事によって症状が現れ、睡眠中は症状が出ないというのが特徴です。その他に。膨満感やおなかがごろごろ鳴ったりすることもあります。頭痛や疲労感、抑うつや不安感、集中力の欠如など消化器以外での症状もみられることもあります。突如として下痢が起こる下痢型、排便が困難なほどの便秘になる便秘型、便秘と下痢を交互に繰り返す交互型に分類されています。

原因は?

原因は消化管運動異常と、消化管知覚過敏、心理的異常があります。しかし、これらの異常を引き起こす原因については判明されていません。感染性腸炎のあとに発症する場合もあり、免疫異常がある可能性もあります。ストレスは症状を悪化させる原因と考えられています。日本人を含む、先進国に多く発症しています。日本人では10パーセントから15パーセントを占めていて、発生頻度の高い病気です。年代は20代から40代に多く見られ、やや女性に多く発症しています。便の状態で分類されていますが、男性は下痢型、女性は便秘型が見だって発症しています。

うまく付き合う事が大切

自覚症状から、まずこの病気を疑われます。似たようなj症状を現す他の病気が無いかを確認します。治療は、命にかかわる事はないが完全に治る事が少ないという病気の性質を理解する事が重要です。日常生活の中で、病気とうまく付き合っていく事も大切なことです。治療は生活や食事の指導や薬物療法、心身医学的治療が基本になります。生活習慣の改善をしストレスのない生活を心がける事が重要です。薬物療法は、下痢に対しては整腸剤などを処方され、便秘に対しては下剤などが処方されます。これらで改善されない場合は、抗不安剤や抗うつ剤なども処方されます。心身医学的治療は精神療法や自律訓練法などがあります。


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